最近話題になっている自動運転。
「数年後には自動運転車が街を走るようになり、人間が運転する必要が無くなる!」みたいな話はよく聞きますよね。
でも
- 自動運転技術って今どこまで進んでるの?
- 自動運転実用化に向けての課題って?
- ぶっちゃけ自動運転っていつ実現するの?
みたいな感じで分からないことってたくさんあるんじゃないでしょうか。
しゃる
ということで今回は、自動運転について分かりやすく学べる本たちをご紹介!
本選びの参考にどうぞ。
Contents
これから始まる自動運転 社会はどうなる!?
- 自動運転が生まれた理由
- 自動運転を実現する技術
- 自動運転のレベルとルール
- 自動運転と無人運転の違い
- 自動運転の問題点
- 各メーカーで開発された実験車両
- 今後の自動運転ビジネスの広がり
まず紹介したいのが、こちらの本。
この本は「自動運転ってそもそもどうして生まれたの?」というところから話は始まります。
それには近年増え続ける高齢者の事故が関係しているわけですが、そこから自動運転を実現する技術やレベル分け、自動運転と無人運転の違いなど、幅広く解説されています。
また、各メーカーが開発している自動運転や無人運転の試作・実験車両についても解説されているので、「今どのレベルまで開発が進んでいるのか」ということがよく実感できるのではないでしょうか。
写真やイラストも多く使われているので分かりやすく、初めて自動運転について知るという方にはぜひおすすめしたいですね。
トコトンやさしい自動運転の本
- 車両の制御技術
- 自動運転に使われるセンサ技術
- 位置情報把握技術
- ヒューマンインタフェース技術
- 自動運転の現状と今後
この本は特に自動運転に使われている技術についてよく理解できる内容になっています。
実際、内容的には半分以上は技術に関する解説になっていて、「自動運転技術についてよく知りたい!」という方にはおすすめしたいです。
逆に技術に話が偏っているので、自動運転の全体像を知るためにはちょっと物足りないかもしれないですね。
まず、先ほど紹介した「これから始まる自動運転 社会はどうなる!?」で自動運転の全体像を把握した後、さらにこの本でその技術について知るという流れで読んでいくと理解が深まるかなと。
しゃる
Motor Fan illustrated特別編集 自動運転のすべて
- 自動運転に使われる技術
- 自動運転に関する法整備の問題
- 現在自動運転はどこまで商品化されているか
- 各メーカーの取り組み
- 自動運転の今後
- 自動運転との向き合い方
自動車好きならご存知の方も多いであろう自動車雑誌として有名なMotor Fan illustratedからご紹介。
この本の一番の特徴は名前にillustratedとあるように、カラーの図が非常に豊富で分かりやすいこと。
例えば、センサーやアクチュエータ、ECUと自動運転の関係を分かりやすく図解したり、現在開発されている自動運転車両をカラーで見ることができたりですね。
図を見ているだけでも楽しいんですが、解説もとても分かりやすいので、これから初めて自動運転について知りたいという方にはとてもおすすめです。
内容的には偏りなく自動運転について全面的に知ることができる構成になっています。
こちらの本はKindle Unlimitedの対象なので、Kindle Unlimitedに登録すれば無料で読むことができます。本来なら月額980円のサービスですが、初回30日間は無料で利用できるので試してみてもいいかもしれません。
ドライバーレス革命 自動運転車の普及で世界はどう変わるか?
ごくありふれた存在だった車が、私たちの生活を一変させようとしている。
移動ロボット工学が急速に進歩し、車は今や、私たちの命を預けられる最初の本格的な自律ロボットになりつつある。運転を自動化する試みは、1世紀近く前に始まって以来、失敗を繰り返してきた。だが近年になって、ハードウェア技術が進歩し、「ディープラーニング」と呼ばれる新世代の人工知能(AI)ソフトウェアも生まれた。それにより車は近い将来、不確かな環境でも、人間並みに安全に移動できる能力を持つようになるだろう。この車の進化の物語を伝えるために書いたのが本書だ。
- ドライバーレスが自動車業界に与える影響
- 自動運転の普及による街の変化
- 自動運転の歴史
- 自動運転を可能にする技術
- 自動運転に関する問題点
- 今の現状と今後の展望
最後にご紹介するのがこちら。
内容的には自動運転についての歴史から、それが普及することによってどのような変化が起きるのか、どのような技術が支えているのか、自動運転の普及までの問題点、今後の展望まで幅広く押さえられていますね。
また、自動運転にはソフトウェアが大切なのだという主張が強くされています。
普段私たちは車というとどうしてもハードウェア(車の外装や内装など)に注目しがちですが、自動運転にはソフトウェアが非常に重要な役割を果たしています。
これはこの本で強く強調されている部分で、人工知能の解説に重点が置かれているのも特徴と言えますね。
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