先日就活イベントなるものに参加してきました。
一つのエリアにたくさんの企業の方々と学生が集まり、約80社以上の企業が学生に向けて企業説明をするというもの。
周りを見渡せばスーツを着た大学生や大学院生がたくさん。
そのエリアには各企業ごとのブースも用意されており、学生は気になった企業のブースを訪れ、詳しい話を聞くことが出来る。
そしてイベントの終盤では懇親会が開かれ、学生と企業の方々が自由にお話することが出来る。
今までこのような就活イベントにあまり参加したことが無かった私は就活のリアルな場面を始めて垣間見ました。
私も将来は就職活動をするわけですが、するにあたって一番大切なものは何なのか、何が必要なのかを考えさせられました。
では就活で一番大切なことは何なのか?
それは自分を他者と差別化する、自分を強く持つこと。
ではそれって具体的にどういうことなのか?見ていきましょう。
自分を他者と差別化する、自分を強く持つって?
今回参加したイベントでもそうだったんですけど、みんな着ているのはスーツなんですよ。当たり前かもしれないですけど(笑)
周りを見渡してもみんなスーツを着てるんです。
「それが何?」って思うかもしれません。
でもよく考えてみてください。
みんな見た目が一緒なんです。みんな同じにしか見えないんですよ。
服装が自由であれば多少の自己主張は出来るかもしれませんが、スーツを着ている以上どれだけ賢くても、スキルを持ち合わせている人でも、そうでない人もみんな同じにしか見えないんです。
ではその状況で何も考えずに就活していたら何が起こるでしょうか?
間違いなく他の学生に埋もれます。
周りと同じと見なされちゃうんです。
私も今回のイベントに参加して、「あ、普通に就活してたら埋もれるわ。」って思いました。
自分が周りと同じと見なされてしまう、私はそのことに恐怖感を覚えましたし、絶対嫌だ!って思ったんです。
自分を自分として見てもらうために、自分を周りと同じと見なされないためには何が必要なのか考えました。
そして私が行きついた答えが「自分を他者と差別化する、自分を強く持つこと」でした。
ではそれはどういうことなのか?
自分を他者と差別化する
これはかなり抽象的な表現ですよね。
別に何か特別なことをして自分を特別に見せるという意味ではないんです。
私が言いたいのは「他の人には無い他者に誇れるものを持っているか」ということ。
「これだけは頑張った!」「これなら誰にも負けない!」というものを持てているか。
それは別になんでもいいと思います。
「誰よりも朝早く来て朝練を頑張った」「挫折を繰り返したけど何かをやり通した経験」「誰よりも研究に力を入れてきた」「成績で常に1位をキープしてきた」「人一倍ある分野で努力してきた」などなど、、
今上げた例って決して特別なことでないですけど、どれも自分だけの誇れる経験なんじゃないかなと思います。
それが他者との差別化に大切なことなんじゃないかなと。
人並みに普通の事しかやってこなかったらそれは人並みでしかない訳で、他者と自分を差別化することは出来ないです。
周りに埋もれちゃいます。
そうならないために「自分には他人に誇れるものはあるか?」と自分に問いかけてみるのって大事なんじゃないでしょうか。
自分を強く持つ
これは「自分を見失わないこと」って言い換えることも出来ると思います。
就活って自分自身の気持ちがすごく問われる場所だと思うんですよね。
自分の将来に直接関わってくることだし、企業を受けるにしても選べる企業の選択肢は豊富にあります。
そんな状況の中で納得する進路を実現するためには「自分は将来何がしたいのか、どうなりたいのか」がとても重要になってくると思うんです。
そこがブレてると、どこかで自分を見失って納得のいく選択は出来ないのではないかと。
「自分は将来こうなりたい!」という素直な気持ちを持てていることがとても大事になってくると思うんです。
そういう意味での「自分を強く持つ」ということです。
就活で挫けそうな時、落ち込んだ時、その素直な気持ちが心の支えになってくれるのではないかと思うのです。
ただの精神論になってしまいましたが、「気持ち」って大事ですよ。
自分を主張できる人間になる
どのような場面でも大事なことですが、しっかりと自分を主張するって大事なことです。
それは就活でも言える話で「いかに自分を知ってもらえるか」は周りの就活生に埋もれないためにもとても重要。
日本人ってみんな控えめだし恥ずかしがりなので自己主張はなかなか難しいのかもしれませんが、逆に言えばみんな控えめなんだから目立ちやすいですよね(笑)
ということはある意味他者よりも自己主張しやすい環境とも考えられる。
恥ずかしいとかそんな殻はさっさと破って、自分をしっかりアピールできる人間になって就活を乗り切りましょう!