僕は自動車が大好きなんですけど、自動車ってほんとたくさんの種類がありますよね。
例えば、今話題のプラグインハイブリッドや電気自動車、SUVやディーゼル車、ガソリン車などなど、、
たくさんの種類がありすぎて「自分のライフスタイルに合った車ってどれなの!?」って混乱しちゃいます。
しかしそれぞれの種類にはちゃんと特徴があって、良い点悪い点があるわけですね。
なので今回は「種類が多すぎて選べない!」という疑問に答えるべく、自動車の種類と特徴、メリットデメリットを詳しく解説していきます!
ガソリン車
まず最初に解説するのがガソリン車。
現在一番普及していると言ってもいい種類ですね。
ガソリン車はガソリンエンジンを動力源として走る車で燃料はレギュラーかハイオクを使います。
ガソリン車はよくディーゼル車と比較されることが多いですが、ガソリン車はディーゼル車に比べ、メンテナンスが比較的楽で車の価格自体も平均的に安いです。
しかし燃費で言うとディーゼル車に劣ってしまうというデメリットもあります。
価格の低さから言えば比較的乗り換えやすい車がガソリン車と言えるかもしれません。
将来的に他の車に乗り換える可能性が高い時はとりあえずガソリン車を選ぶという選択肢もアリです。
①車体価格が安い
②メンテナンスが比較的楽
③他の車に乗り換えやすい
デメリット
①決して燃費が良いとは言えない
②ハイオクだと燃料費がかかる
③エンジン音が気になるこんな人におすすめ!
将来的に早めに車を乗り換える可能性がある人
車にあまり高いお金をかけたくない人
ディーゼル車
マツダのCX-5に代表されるディーゼル車。
欧州ではディーゼルエンジン車はかなり普及していますね。
動力源はディーゼルエンジンで、燃料に安価な軽油を使います。
圧縮比を高くすることが出来るためガソリン車に比べて燃費が良く、トルクがあるので力強い走りが魅力。
また、圧縮比が高くエンジンに負荷がかかりやすいディーゼルエンジンはかなり頑丈に作られており、耐久性が高いというメリットも。
燃料にも軽油を使うので燃料費があまりかからず、お財布にも優しいです。
ディーゼルエンジンはNOxやPMなどの有害ガスを排出しやすいというイメージがありますが、最近ではクリーンディーゼルエンジンの普及によりそのイメージも払拭されつつあります。
デメリットとしては、有害排気ガスを無害なものにするための触媒が必要になったりするので価格が少し高くなることですね。
①ガソリン車に比べ燃費が良い
②耐久性が高い
③トルクがある力強い走り
④燃料費が安い
⑤CO2排出量が少ない
デメリット
①車体価格が少し高いこんな人におすすめ!
燃料費を安く抑えたい、燃費のいい車が欲しい人
力強い走りを求めている人
ハイブリッド車
現在かなり普及してきたハイブリッド車。
トヨタのプリウスはハイブリッド車としてかなり有名ですね。
ハイブリッドという言葉は混合とか複合とかの意味で、その名の通り複数の動力源を持つ自動車です。
具体的にはエンジンとモーターを動力源としていて、状況に応じてそれらを使い分けることで効率のいい走りができるのがハイブリッド車最大の魅力。
そのためガソリン車よりも燃費が良く、排気ガスの量も少なく抑えることが出来るので環境にも優しいというメリットがあります。
燃料としてはガソリンを使うので、使い勝手はガソリン車と変わりません。
デメリットとして感じられるポイントも特になく、強いて言うなら車の値段が少し高いことでしょうか。
しかし燃費が良いため、後で十分取り戻すことが出来ます。
また、これは電気自動車など他の種類の自動車にも言えることですが、走行中の騒音が小さすぎるので歩行者が気付きにくいこともあげられます。
デメリットが少ないことからもハイブリッド車の普及の背景が読み取れますね。
①燃費が良い
②環境にやさしい
③静かでスムーズな走り
デメリット
①静かなので歩行者が気付きにくいこんな人におすすめ!
燃費が良い静かな車が欲しい人
電気自動車
電気自動車は今すごく話題になっている自動車ですね。
将来的には電気自動車しか作りませんと宣言している自動車会社もあるほどで、将来電気自動車が大きく普及していくことはほぼ間違いないでしょう。
しかしその電気自動車にもメリット・デメリットがあるわけです。
電気自動車はその名の通り電気のみを使って走る車。
動力源にはエンジンのかわりにモーターを使っており、ガソリンを使わない代りに電気を充電する必要があります。
こちらの記事に詳しい内容が書いてあるのでチェックしてみてください。

もう一度メリットとデメリットをあげておくとこんな感じ
①走りがスムーズでとても静か
②環境にやさしい
③消耗品が少なく、メンテナンスが楽
デメリット
①航続距離がガソリン車よりも短い
②充電にかなり時間がかかる
③充電スポットがまだまだ少ないこんな人におすすめ!
・とにかく快適な乗り心地を重視したい、あまり遠出しない人
・長い充電時間にも耐えられる人
プラグインハイブリッド車
最近登場したプラグインハイブリッド!
PHVやPHEVとも略されます。
「ハイブリッド」という言葉の前に「プラグイン」という言葉がくっついていますね。
名前は似ていますが、何が違うのでしょうか?
簡単に言えば、電気自動車とハイブリッド車の良さを組み合わせたようなもの。
プラグインハイブリッド車にはハイブリッド車のようなエンジンとモーターの他に電気を充電しておくためのバッテリーが備え付けられています。
走行距離が短い間はバッテリーに蓄えられた電気を使って電気自動車として走り、電気が無くなってしまうとエンジンとモーターを使ってハイブリッド車として走ることが出来るんです。
つまり短い距離であれば電気自動車としてCO2排出せずに走り、電気が無くなった後は環境にやさしいハイブリッド車として走る。
走る距離で走行モードを切り替えることが出来るため、電気自動車のように電気が無くなっても充電する必要が無く、ストレスフリーです。
バッテリーの電気はお家で充電することが出来るので、街乗り程度であれば電気自動車として使い、遠出するときは電気自動車のデメリットである航続距離や充電時間を気にすることなくハイブリッド車として走ることが出来ます。
まさに電気自動車とハイブリッド車の良いとこ取りのような車ですね。
また、バッテリーの電気は家電用の電源としても利用することができ、外出先でも様々な家電製品を使うことが可能です。
デメリットとしては、お家で充電するには専用の設備が必要にあるため、工事費がかかってしまうという点。
また、エンジン、モーター、バッテリーなど、たくさんの部品と技術が使われているため、価格が高いという面もあります。
①とにかく燃費が良い
②航続距離がとても長い
③環境にやさしい
④外出先でも電源として利用可能
デメリット
①家で充電するには専用の設備が必要
②車の価格自体が高い
③バッテリーを備えたことで車内スペースが犠牲にこんな人におすすめ!
とにかく燃費のいい車が欲しい人
お財布に余裕がある人
燃料電池車
次世代の自動車として注目される燃料電池車。
FCV(Fuel Cell Vehicle)とも略されます。
燃料として使うのはなんと水素。
水素は酸素と化学反応すると水になるのですが、その際に電気が発生します。
この電気を使って燃料電池車は走るんです。
つまり、燃料である水素と空気中の酸素を化学反応させ、電気を取り出します。
その電気でモーターを回して車が走るという仕組み。
化学反応では水が発生するだけなので排気ガス排出量はゼロ。
とても環境にやさしいだけでなく、水素タンクに水素を補給すれば走るので、電気自動車のように長い充電時間を気にする必要も無いです。
補給時間はガソリン車とほぼ変わらないので使い勝手がいいですね。
次世代の新しい技術が詰まった燃料電池車ですが、痛いデメリットも。
まず一つ目は価格。
参考までに紹介すると、トヨタの燃料電池車であるMIRAIは約720万円。
ガソリン車やハイブリッド車にくらべてかなり高いというのが現状です。
また、水素を補給するための水素ステーションは2017年現在全国に約90か所しかなく、非常に少ないことが分かります。
このような現状を踏まえると、燃料電池車が普及するにはまだ時間がかかりそうです。
①とにかく環境にやさしい
②燃料補給に時間がかからない
③エンジンを使わないので走りが静か
④航続距離もそれなりに長い
デメリット
①価格が高い
②水素ステーションが少なすぎるこんな人におすすめ!
水素ステーションの近くにお住まいの方
新しい技術をいち早く体感したい方