どうも、しゃるです。
本屋さんに行くとよく見かける「たった一か月で英語が話せるようになる!」とか「たった3日で〇〇kgダイエットできる!」といったタイトルの本。
この類の本を見ていつも思うのが
しゃる
確かに僕も気にはなります。
その本には英語を話すためのエッセンスがたくさん詰まっていて、それを自分が会得できれば成功するかもしれない。
一か月で英語が話せるようになれば人生変わるだろうしなによりラクできる。
ラクして成功体験したい、、、
誰もが憧れるような話です。
ん~、でもおかしくないですか?
そんなうたい文句で上手くいってれば誰も苦労しませんよ。
人の欲求を刺激するタイトル
なんで人がこのようなタイトルに目を引かれるのかと言えば自分の欲求を刺激するからです。
先ほどの英語の例でいえば
- 英語が話せるようになりたいという知的欲求
- ラクをして英語を身に付けたいという欲求
特に②のラクをしたいという欲求。
この欲求の影響力はすさまじいです。
人間はできるならなるべくラクをしようとする生き物なんですね。
ラクして大学で単位取りたい、ラクしてお金儲けしたい、などなど数えればキリがないくらい、、、
しかし今までラクをして成功させようと思って成功した試しがあるでしょうか?
少なくとも僕にはありません。
すべて失敗に終わってます。
まわりを見渡しても一か月で英語が話せるようになった人や3日でダイエットに成功した人は一人もいません。
そう、そんなラクな方法が本当に存在したらみんなやってるよ。
上手くいかない負の連鎖
ほんとうに何かを成功させたいと願うなら本を読んで詰め込んだ知識だけじゃ無理なんです。
自分で試してみて失敗して、それでも諦めずにまた試してみて、、、
それの繰り返しをすることで成功するための本当の知識やノウハウが身につくと思うんです。
それには時間がかかりますよ。
だからみんな途中で辞めちゃうんです。
大変だし、成果が出るには時間がかかる。
そんな苦労すっ飛ばしてラクして成功する方法はないのかと探し続ける、、、
そして本屋さんでそのような本を見つけたらすぐに飛びつく。
本の内容を実践してみてもなかなか結果が出ない。
もっといい方法はないのかと探しつづける、、、
それではいつまでたっても成功なんてありません。
負の連鎖です。
本から得られた刷り込みの知識だけじゃグルグル回るだけ。
本当の知識やノウハウは試行錯誤した先にある
本から得られた知識が不必要とは言ってません。
その知識ももちろん必要だと思います。
しかし何かを成功させるためには上辺だけの知識では不十分です。
大事なのは知識を得たうえで自分で試行錯誤をすること。
時には失敗することもありますが、その経験すべてがノウハウとして自分の中に蓄積されます。
その経験から得られた知識、ノウハウは決して見せかけの本では得られない自分の財産になります。
何かを成功させるにはその財産が必要。
多くの見せかけの本にはノウハウや知識はたくさん載ってますが、それらを得るまでの経験や失敗というのは全部省略されているんですね。
要は良いとこ取りなわけです。
だから本を読んだ人はあたかも本の知識だけで成功体験ができてしまうと錯覚してしまう。
しかしそれは大きな間違いで、成功するにはそれなりの時間と苦労が伴うものなんですね。
努力と苦労する楽しさ
脅かしているわけでもなんでもなく、やはり成功体験をするには努力と苦労が必要になると思います。
そうやって聞くとなんだか億劫な気分になってきませんか?
「そんな大変な思いをするなら最初からやめておこう、、、」と。
でもそれはただのイメージなんです。
自分の成長を感じながら努力と苦労を繰り返す。
これってすごく楽しいことだと僕は思います。
「昨日は出来なかったことが今日は出来るようになってる!」
この小さな成功体験が楽しさにつながると思うんです。
そして小さな成功体験の積み重ねの先に大きな成功体験がある。
少しずつ小さな成功を積み重ねていけば自ずと大きな成功も見えてくる。
小さな成功を実感すること、それが努力と苦労を楽しさに変えるコツかなと思います。
すぐに結果を出そうと焦るのではなく、ゆっくり楽しみながら挑戦してみてはどうですか?